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    人がつながる、想いがつながる 茅葺屋根の小さな図書室 ほたる荘

美術体験イベント

  • 2017年08月7日
  • BLOG

みなさんこんにちは。
かやぶき屋根の小さな図書室「ほたる荘」の杉川 (幸) です。

昨日、2回目の「美術体験イベント」が開催されました。
主催は広島大学教育学部造形美術系コースの学生メンバーです。
授業で学んだことを元に子どもたちに美術の楽しさを伝えたい、というとっても素敵な企画なんです^^


(大学でのミーティングの様子)

今回の美術体験は「吹き流し」という技法を使ったうちわ作りです。
その名も「うちわに花火をうちあげよう」。
もう、ネーミングのセンスが抜群ですよね。


(写真:フライヤー)

イベントの開始です!
写真は午後の部の様子。今回は珍しくチーム男子。


(イベント開始!)

美術体験イベントは小さな子どもでも体験できるように、とってもシンプルな設計になっています。
今回は、画用紙にアクリル絵の具を薄く溶いたものをスポイトで数的落とし、ストローでふ〜〜〜〜。
それだけです。

それだけなんですが、その中にたくさんの工夫があります。
色の組み合わせや絵の具の量、吹く強さと勢い、風を当てる角度、、、ちょっとした違いで、絵の具は全く違う動きをし、一瞬で全く違う雰囲気になります。

「うわ、ほんまに花火みたいになった!できたーーー!!」(小学2年生・男)

今回のイベントで、一番印象的なシーンでした。
もちろん「正解」なんてないのですが、「花火」という単語がイベントタイトルに入っていて、彼はおそらく本物の花火を見たことがあり、なんとなく、それを目指す。
中々うまういかないけど、何度かやっているうちに偶然に絵の具がパッと広がり、本当に花火のようになる。

大人は「やり方・見方によっては花火に見えるよね」なんて頭の片隅で思っていて、ここまでの感動はないかもしれません。
子どもは、花火という完成形が頭の中にある一方で、目の前にあるのはただの絵の具。その間をむりやりつないだりしません。そして目の前でそれがつながったときの感動が、あの声であり、表情だったのでしょう。


(ふ〜〜〜〜の写真)

でも、偶然にできたことって再現しようとしても、中々同じようにはできないんですよね。

「あれ、おかしいな・・・」

さっきと違って、とても小さな声で。

何度も繰り返しているうちに、どのくらいの絵の具でどのくらいの角度からどんな吹き方をしたら絵の具がどんな動きをしてくるのか、コツを掴んでいました。

大人が仕掛けなくても、子どもは勝手にチャレンジして、失敗して、工夫して、学んでいきます。

美術体験イベント、学びの宝庫です。


(完成したうちわ)

私の息子 (4歳) の作品です。
つくってるときはよう分からん絵だったのですが、隣で作業していた男の子が

「それ、金魚みたいだね」

と言ってくれて、本当に金魚に見えてきました。
この一言で息子の想像力も開花。

「あ、カメさんだ!」
「トリケラトプスのツノみたいでしょ」
「これはクジラだよ〜〜♪」

普段は中々集中しない息子も、本当に集中して作業をしていました。

家に帰って完成した作品をプレゼントされた母は、、、感動。
成長を感じたみたいです^^

本当に素晴らしいイベントで、是非ともまたやって欲しいと学生らにお願いしました。
ということで、「美術体験イベント:うちわに花火をうちあげよう」の再開催が決まりました!!

次回は9月3日 (日) です。

みなさん、ご予定ください^^

最後になりましたが、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
また、遊びにいらしてください。